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2013年05月29日

自主上映会 沖縄大学地域研究所 土曜フォーラム「沖縄戦 女性達の記憶 記録、証言」

自主上映会「沖縄大学地域研究所主催 土曜フォーラム」の感想です。(2013.4.20)

 土曜フォーラム「沖縄戦 女性達の記憶、記録、証言」の上映作品
 ①「1フィート映像でつづるドキュメント沖縄戦」(1995/57分)
 ②「ふじ学徒隊」(2012/48分)
 ③「沖縄 よみがえる戦場 -読谷村民2500人が語る地上戦ー」(2005/53分/NHKスペシャル)


故郷の歌が唄えなくなる。
どんなに辛いことか。
自分も広島から沖縄尚学に入るためにきたが
時々、友達とよく歌っていた歌など聞いたりしている。
聞きながら、色々な思い出を思い返す。
それが出来なくなる。しかも妹さんが亡くなったから。
自分は想像しただけで、心が圧縮される。
そんな苦しみを今もおいながら生活している。
自分達がそんな戦争体験を語りつながなければいけないと思う。
そのためには、今回の上映はすごくためになった。
ありがとうございました。


とても素晴らしい企画だったと思います。
ふじ学徒隊の方々がいらっしゃったので、出来れば
その方々の証言も会場で聞いてみたかったです。


多くの方々に映画を鑑賞して頂いて、戦争の恐ろしさを実感し命の尊さ
平和のありがたさをかみしめて、二度と戦争のない世界平和になってもらいたい。
沖縄に基地がある限り、戦争は終わってないと思います。


今後も継続して下さい。


小池隊長の様な方がいらっしゃたことに
大変に立派な方だったと思いました。
そして責任感の強い方で死を惜しみ胸を痛めました。
戦争では、人間が人間でなくなると聞きましたが、大変感動しました。
皆にそういいう方がいらっしゃったぞということを告げたいと思います。
戦争の恐ろしさを知らない方々にもっと知らせて欲しいです。


上映本数を減らし、トークに時間を割いた方がよかった。
映像はいつでも見られるが、トークは今日しか聞けないから。


1フィートの映像は、今まで観た中で一番衝撃的な映像であった。
本当にそんな時代があったのか?これが当時の沖縄だったのか?
何か信じがたいものであった。映像はある程度の思考的な誘導があったり、
無かったりする場合があることをふまえて見る必要があると感じた。また、客観的
な見方を持っている人が話したり、一緒に見る方が良いと思った。


ふじ学徒隊は初めて知りました。学校で習った白梅学徒隊、ひめゆり学徒隊の
ことしか知らなかったので、本当に勉強になりました。学んだ事を、部活や私生活
で生かしていきたいと思います。このような場合を作ってくれてありがとうございました。


反戦色がなく、中間的な表現で見易い、戦後どう生き、将来に向けて前向きな取り組み
で表現された作品を望む。


沢山の体験者の方が直接話しているのを見て、本当にあった事なんだなぁと実感が
わきました。私達も白梅学徒隊について勉強したり、戦争体験者の方々から話を聞いたり
しているのですが、何を聞けばいいかなど、監督の話もとても為になりました。白梅学徒とも
また違った体験をされている事が良くわかりました。難しい言葉が使われてなくて見やすかったです。


少し1作品目の途中から遅れてきたのですが、「1フィート映像でつづる・・・」の沖縄戦
のリアルさにその凄惨さに息をのみ、同時に今を生きる私達の責任を重く感じました。
戦争の映像はどれも地獄としか表現できないものですが、住民を身近にとらえた映像は
心に迫り、忘れられない過去を心に焼きつけられました。「ふじ学徒隊」は1本目に比べ
今も生きてらっしゃる方の証言がメインで、すこし気楽(と言っていいのか)見られました。
できれば直接、学徒隊の方々と目を見て話をしたいと感じます。3本目のNHKスペシャル
は2回目でしたが、今回はより心に浸透してきて当時4歳の仲本さんを覚えていて60年
ぶりに再会したシーンなどは泣けました。とても素晴らしい企画でした。また参加したいです。


1フィートの映像:いろんな機会を通して、繰り返し継続的に放映し多くの人にみて欲しい。
          特に戦争を知らない若い世代に、それによって、戦争の記憶を継承して
          いくことになると思う。
ふじ学徒隊:「親切にはつくらなかった」というように、様々な見方ができる映画だと思いました。
        親切でないだけに拡がりがあって、解りやすい戦争ものの映画にない余韻の残る
        素晴らしい映像でした。
NHKスペシャル:知花さん、仲本さん、なかんだかりさんの無言の表情が重く残っています。
3つの映画とも素晴らしかったです。多くの人にみる機会を作って欲しい。


いつも思うことだが、若い方の参加が少ないように思える。
今回は、高校生の姿が数名あって、彼女達がどう感じてくれたのかなと思っている。
私も戦争体験者ではないし、沖縄出身でもない。しかし、何があったのか、何故そうなったのか
今そうならないためにどうすればいいのかということはこれからも引き継いでいく必要があるのは
確かである。この数年は、ますますそう思うことが多くなっている。戦争はその時だけでなく、生きて
きた人々の生活の中に記録されつづけている。それを知らないふりをして過ぎることは許されない
というよりは未来での道のくりかえしになるような気がする。


初めて見る映像で大変良かったです。
沖縄の大事な歴史という事で学校教育の中でも
今日のような映像を使った授業をした方がいいと思います。


この映画を観て、改めて色々な事を学ぶ事ができた。
実際に戦争を体験した人の証言は本など読んだりするより
色々な事を学ぶことができて、聞いていてとても悲しい気持ちに
なり鳥肌が立つこともありました。白梅学徒などは聞いたことが
ありましたが、積徳学徒は今回初めて聞きました。その知らなかった積徳学徒
について知ることができてとても良かったです。ありがとうございまいした。
とても、わかりやすい映画でした。


1フィートの映画を観て同じ沖縄戦でも場所によってこんなに違うんだと思いました。
ほんとうに大変な映画だと思いました。全国の人が沖縄戦を観てほしい。
どんなに大変だったと言うことが少しでもわかってほしいと思います。


「もし会えるなら小学校の前で会いましょう」などと約束をかわしたけど
その人たちはもう生きていないというのが、私の中ではすごく印象的でした。
戦争が終わった後にも、戦争の傷で亡くなったり、心の傷で自分から自決という
道に進んでしまった人がいるのは、すごく悲しい事だと思いました。それと同時に
こんなにも、戦争は人々に深い傷を残していくんだと思い、本当に戦争は二度と
くり返してはいけないと改めて実感しました。みせて頂く機会を下さって本当に
ありがとうございました。


最後は、個人の人間性に行きつく。
であれば、私自身がどういう行動し生きるか。
自分で判断し行動する為に、改めてまず知ること、
整理する事から始めようと足を運びました。
既視のフィルムばかりでしたが、まとめて視ることができて
良かったです。最後は私自身の人間性。有意義に生きたいと思いまいした。


戦争というものは多分自分が想像しているよりはるかに
激しかったものなんだと思います。
生きる希望が薄いということが、どんなに辛いことなのか、自分は戦争を経験していない
のでわからないですが、それでも解ろうとしないといけないと思います。そして自分が今
感じている事をこれからの世代に伝えていかないといけません。戦争を経験しているから
関係ないとかは絶対ないと思います。戦争を経験していないからこそ、戦争の事を学び
どんなものだったかをしっかり知らなければなりません。これからの子供達に戦争を体験
させない社会を作っていきたいです。


この映画を観て、改めて色々な事を学ぶ事ができた。
実際に戦争を体験した人の証言は、本などを読んだりするより、
色々な事を学ぶ事ができて、聞いていていてとても悲しい気持ちになり
鳥肌が立つこともありました。白梅学徒などは聞いたことがありましたが
積徳学徒は今回が初めて聞きました。知らなかった積徳学徒について知ることが
出来てとても良かったです。ありがとう御座いました。とてもわかりやすい映画でした。


とても見やすい映画だった。
海軍壕公園とかが家の近くにあって、何も知らずに遊んでいたのでいい勉強になった。
証言とかもわかりやすくて、これからも色々勉強していきたい。家族の有難さ、自分が今
とてもいい環境にいることがわかった。


戦争は絶対になくしてほしいです。
自分は沖縄戦は体験していません。
学童疎開で熊本に疎開していましたが
沖縄に帰ってみると、家族全員、全滅でした。
親、兄弟、祖父、祖母、全員で10名です。
南部の方で住民がごろごろ死んでいる様子を見て
自分の親達もあんな風に死んだのかと思うと
胸がつまってしまいました。この10名の家族の死に場所
も未だわかりません。


沖縄の犠牲は計り知れない。
犠牲者の事を思うと、怒りを抑えきれない。
この怒りの力は原発をも凌ぐ。
当時の沖縄の人に対する差別は今も
尚、続いている。


途中参加でしたが、素晴らしい企画だと思いました。
私は、昨年末に東北から放射能避難をしてきた者ですが
沖縄に来て以来、それまでずっと気にかかっていた沖縄に
ついて一気に色々と学び始めました。この集まりはとても
力を与えてくれました。沖縄に日本と世界のすべての問題が
凝縮されています。これから、沢山皆さんと学んで、世界を
よくしたいと思います。ありがとうございました。


沖縄戦の映像を観て、少しでも多くの人に戦争の恐ろしさを
知ったという人が、これから先、人間として出来ることをやって
ほしいと思う。世界の人々が平和で幸せであってほしいと思う。


沖縄戦のドキュメントは、これまで3回ほど観たので、今回は観なかったが
いつ見てもリアルな映像に戦争の真実、残酷さを思い知らされる。
「ふじ学徒隊」は、はじめて観た。生き延びて良かったと思う。
「沖縄戦ーよみがえる戦場」読谷村の人々の証言は優れた映像だった。
常に知る努力を続け、語りつなげなければならないと、改めて感じた。
沖縄大学地域研究所の取り組みに敬意を表します。


「1フィート」は何度見ても発見が多々あり、思いも新たなものがある。
とにかく貴重な映像記録である。これまで多くの方の目に入ったことを
考えたとき、もしこれが無かったらどんな風潮の沖縄になっていただろうか。
あの戦の中をくぐり抜けて来た県民の気持は
どこで多少なりともやわらげたれたろうかと思う。
「ふじ学徒隊」は、よくぞ作って下さったと感謝申し上げます。
敢えてバサッバサッと不親切な作りにしたとのことですが、
当たりだと思います。むしろそうあればこそ表せたと思います。
存命の方々の証言が聞けて(間にあって)本当に良かったと思いました。
「読谷村2500人が語る地上戦」も大変な作業だったろうに、
感謝、ありがとうと伝えたいです。沖縄戦は一人一人が証言者足る方々、
これまで失した証言が悔やまれるがどうしようもなく、実行して下さると
この上なく貴重なものだと思います。


戦争によって多くの人の犠牲が出ること
そして、多くの犠牲者によって、今、生かされていること。


非常に多くのことを感じ、受け取る事が出来ました。
このような会を開いて下さってありがとうございました。
これから生きている間、ずっと考えようとしている、考え続けなければならないと感じている。
「戦争」、「沖縄戦」について、「フィルム」という媒体を通して、
触れ、考えることが出来て良かったです。また参加したいです。


貴重な映像作品を3本同時に見ることが出来てよかった。
沖縄の戦争を伝える資料はどれだけ見て読んでもとてもつらい。
その体験の悲惨さもつらいけど、「戦争はこわい、悲しい、憎い」と
いった感情と自分の生きる現状が切り離されていることに
また違ったつらさを感じる。
非戦争体験者の私はそうであるがゆえに、
なぜ戦争が沖縄で行われたのか、
なぜ未だに基地がなくならないのか。
残虐な暴力経験とは、ちがった構造的な暴力(政治・経済)について学びたい。
今後の企画も(戦争を伝えることはもちろんとても大切だが)現在の沖縄の状況を
戦争のあった歴史と切り離さずに考えられるものになればいいと思う。


途中から参加した為、「沖縄 よみがえる戦場ー読谷村明2500人が語る地上戦ー」
しか見られませんでしたが、見れてとても良かったです。日本兵に殺された沖縄住民の
話は知っていても、巻き込まれた方々のその後の人生を知りません。映像で知れて
今まで知らずに生きてきましたが、その方たちのこともわかって良かったです。
村史を制作してきた方々も今後も頑張ってほしいです。


配布された資料の中に「フクシマと同じ犠牲のシステム」という資料がありましたが、
その通りだと思う。基地と共存、原発と共存なんて出来ない。今も続いている地震。
また繰り返す。軽率な発言かもしれないが、また地震が起きないと日本のお偉いさん
達はわからないのかとさえ思ってしまう。今を見るのではなく、未来を生きる子どもの
ことを少しでもいいから考えてほしい!5歳の子供を亡くしたおばあちゃんと見て、
ちゃんと生きようと思った。おばあちゃんのように私も強くたくましく生きたい。ありがとう。


東北から昨年の末に移住しました。
沖縄に来て初めて目にする、耳にする事実は驚きの連続です。
本土にいると、よほど意識的に沖縄の事を知ろうとしない限り
ほとんど沖縄に関するニュースは入ってきません。
何も知らずに60年以上歳をとってしまったことを恥ずかしく思います。
マスコミの誘導に乗せられて国の都合のよいように信じこませられてきました。
沖縄に基地はいらない。日本の政治は、危険な方向に進んでいるとは思っていても
真実をあまりに知らなさずきました。
沖縄で暮らすようになって、目隠しをされた布が一枚一枚とりはらわれていきます。
例えば天皇の戦争責任について、「天皇は軍部に利用されただけで天皇はよい人だった」
という思い込みはありましたが、天皇が自ら沖縄を捨て石にした事実を初めて知りました。
ハズカシイことです。沖縄の本屋さんに入ると沖縄に関する書籍が大量に陳列されているのに驚きます。
本土では目にすることはありません。
沖縄の人たちはこんなに沖縄の研究をされているのかとショックでした。
本土にこの研究が持ち込まれないのは何故だろうと考えました。
今回の1フィートのフィルム、ショックと涙で震えながら観ました。
従軍記者アーニーパイルがノルマンディーの上陸をはるかに超えるものだったと
言っていたこと、膨大な量の砲弾を浴びせられた沖縄。
すでに4か月以上実際に暮らしている沖縄ですからより身も心も痛みます。
今、住んでいる所は、南部なので基地問題は日常の生活にあまり影響がないのですが、
普天間や嘉手納基地にも行って勉強し始めています。
伊江島にも行ってヌチドゥタカラの家も訪ねてきました。
沖縄問題といわれているものは日本本土の問題であり、
本土の無関心な人達の問題、沖縄に基地を押し付けているものは全日本人の問題だと思います。
読谷のドキュメントも心を打ちました。
日本軍が住民虐殺にかかわったことをもっと知らしめないといけません。
安倍首相などに軍の関与がなかったと言わせてはいけない。
これほど、人を苦しめる戦争は絶対にいけない。そう強く心に刻みました。
このような機会を作ってくださりありがとうございました。


「ふじ学徒隊」の上映をみて、話は聞いたことがあったのですが、
映像を見たのは初めてで、衝撃を受けました。
私と同じ位の歳の子が戦場の中、「国のために」という理由で、
従軍看護婦になり、鉄の雨の中にいたというのは想像出来ません。
小池隊長のような人がいて良かったです。
戦争はあってはならないと思います。
それを映像だけで伝えるのではなく、生の声できく事ができるのは小池隊長
さんが「絶対に死んではならない」と伝えたからだと思います。
わかっていたつもりでいた戦争のことを今回の映画をみて全然わかっていなかったと知りました。
沖縄で育ってきたので、もっと戦争がどういうものだったのか理解しなければならないと思いました。
「戦争はあってはならない」だけでなく、「なぜだめなのか」、「戦場では何が起こっていたのか」など
もっと深く知っていきたいです。またこのように戦争のことを知る機会があれば参加したいです。
隊長のために歌をうたったという話をして、
実際に歌をうたってくれたとき、気持が伝わってきました。
小池隊長には自決してほしくなかったです。


  感想を寄せて下さった皆さんに感謝です。
  有難うございました。









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Posted by カイエンシャ at 09:56 │自主上映会